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相互乗り入れ計算方法

鉄道会社の相互乗り入れの支払いのしくみは?




最近では鉄道も非常に多くの会社の電車が相互に乗り入れていて便利な世の中になってきていますね。


もちろんJRだけでも大変広い地域をカバーしているので、JRだけあれば困ることもないという人もいるかもしれませんが、首都圏では地下鉄を介して東京都心の東西南北を走っている私鉄同士や時にはJRまで相互に乗り入れして走ってくれています。







都心を通り過ぎて遠くへいく場合も、遠くから都心へ直接乗り入れる場合も非常に便利な状態になっています。


ところで、この別鉄道会社の相互乗り入れのときは別会社の線路や改札などを利用するわけですが収益的なやりとりはどうなっているのでしょう。


例えばA社の電車がそのままB社の路線に乗り入れてきますが、これっていったいどういうシステムになっているのかはご存知でしょうか?

自社線内を他社の車両が走る場合は「他社の電車を借りている」という状態になっています。また、自社の車両が他社に直通した場合は「乗り入れ相手の会社に車両を貸した」という状態です。

つまり相互乗り入れをしている鉄道会社は、お互いの車両をレンタルしているという状態になっているわけです。


この乗り入れは、鉄道会社はお互いに電車を自分のところの線路上で使わせてもらっているということで当然貸し借りの清算をちゃんと行っています。お互いのレンタル料はしっかりと計算され差額がある場合は相手の会社にその差額分を支払う仕組みです。


基本的には会社同士の不公平が発生しないようにお互いの会社の車両が同じ距離を走るように計算されているので、収益面でのやりとりはあまり発生していないそうですが、距離が超過した場合はお金の授受で計算しています。



   



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