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鉄道相互乗り入れ

鉄道の相互乗り入れあれこれ雑学




鉄道の相互乗り入れとは他社の路線に乗り入れが出来るシステムのことですが本当に便利ですよね。

相互乗り入れが無い時代は乗り換えを何度もしなければならなかったのにそれが無くなっていく、楽な時代になってきています。

今回は鉄道の相互乗り入れについての役立つ雑学を紹介します。







最近話題になった鉄道の相互乗り入れはやはり渋谷で繋がった東京メトロの副都心線と東急東横線でしょう。

これはこの二社だけの乗り入れではなく実は五社の乗り入れになるのです。北は西武鉄道と東武鉄道、西は横浜高速鉄道で、横浜から飯能や森林公園まで一本で繋がったことになります。


非常に長い路線を行き来するのですが、実は私鉄の長距離乗り入れはこれ以上に長いものがあるのです。京浜急行の三崎口から北総鉄道の印旛日本医大前までで、なんと、100キロを越える距離を走っています。

羽田空港と成田空港の首都圏の二空港を結ぶものに進化したことにより、両者を直通する列車もありますが、いずれにせよかなりの距離をたくさんの種類の列車が走っています。



関西にも長距離を直通する相互乗り入れがあります。近鉄電車と阪神電車の直通運転で奈良から三ノ宮を結んでいます。

直通運転ではないのですが、線路の距離上で言うと、西は神戸高速鉄道を介して山陽電鉄の姫路駅、東は近鉄名古屋線の名古屋駅や伊勢志摩方面にも繋がっており、何度か相互間を結ぶ直通特急の話題が出ていたりします。



さてこれらの直通運転は関東では昔から行われていましたが、関西ではなかなか進みませんでした。


関西の場合はそもそも中心部を結ぶ大阪環状線の内側まで私鉄がガンガン乗り入れるのも最近のことなのです。京阪の淀屋橋や中之島も、近鉄の難波も阪神のなんば線も歴史は古いものではありません。


その最大の原因は大阪市交通局の市営モンロー主義と言うもので、環状線内の交通はかつては市電、後に市営地下鉄だけで担うという政策をとっていたお陰で、かなり最近に至るまで乗り入れがなかったのです。


対して東京は地下鉄を介しての乗り入れが盛んで、お互いの社局の姿勢の違いが現れていますね。



   



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