ローズゼラニウム
スカートにつけるハーブがある?
ハーブの意外な利用方法ってあるの?
最近ではマンションのベランダやお家のテラスなどでハーブを育てる方も増えてきたと思います。ハーブにはたくさんの種類があり見た目も香りも楽しめるので人気ですね。
今日はローズゼラニウムというハーブについてお話ししましょう。
ローズゼラニウムってどんなハーブ?効果効能は?
ローズゼラニウムの栽培難易度は初心者にも育てやすいのでおススメです。レモンに似たローズの香りがする南アフリカ原産のハーブでバラと同じ成分ゲラニオールを含んでいます。
ローズゼラニウムはどんどん生長する姿を目の当たりに出来る、栽培がとっても楽しい人気のハーブです。このローズゼラニウムは、17世紀中頃(ビクトリア調時代)のイギリス人にとって欠かせないハーブだったといわれています。
例えば冬になると、外のローズゼラニウムを室内の中に入れて、人が通った時に、スカートの裾が触れる場所に飾っていました。 人が行ったり来たりすると、ローズゼラニウムに触れて香りを漂わせ、皆がうっとりとしたそうです。
また、大事なお客様をお迎えする時には、香りをはっきりとさせるため敢えて香りのする葉っぱや花をスカートの裾でこすり付けていたそうです。 他の面白い使い方には乾燥させた葉っぱを、枕の中に入れると安眠できると考えられていたそうです。
このようにローズゼラニウムと言うハーブにはいろいろな活用法がありますが、スカートの裾から香らせるというのは、現代人にはあまり思いつかない発想ですね。
遠い昔にも、いろいろな工夫があったのでしょう。
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