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バスケットボール背番号

バスケットボールの意外なルール




バスケットボールの簡単なルール バスケットボールは1891年にアメリカで考案された、5人対5人で相手のバスケットにボールを入れ合い得点を競うゲームです。

バスケットの試合は、10分1ピリオドで第1ピリオドから第4ピリオドまでの合計40分間で行なわれます。3人対3人の3on3(スリーオンスリー)などは若者に今人気の競技です。

バスケットをプレーしている方にもあまり知られていない、バスケットボールにまつわる面白い豆知識を紹介します。







まずはバスケットボール選手の背番号の意味についてです。
高校野球の選手にも背番号が付いていますが、高校野球だと背番号1がピッチャー、2番がキャッチャーというようにポジションによって番号が決まっています。 ではバスケットボールはどうかと言いますと・・・

不思議なことに1番からではなく、バスケットの背番号はなぜか4番から始まります。 余談ですが、バスケットボールの場合はキャプテンは背番号4番をつける傾向にあります。さて問題です、なぜバスケットバールでは、1~3番が欠番になっているのでしょうか?



実はその理由は、バスケットボールのルールに大きく関係しています。背番号に関係するルールは2つあって、1つ目は、シュート時の反則に対して基本的にフリースローが2本与えられるのですが、その時に、審判が手で2本目、1本目と示します。


2つ目は、リング下に長方形の制限エリアがあるのですが、そこには攻撃側のプレイヤーは3秒までしかいられないという、3秒ルールがあるのですが。その時も審判は手を使って何秒経過したか示します。

バスケットボールの試合では選手に反則があった場合、反則した選手の背番号を審判が指でゼスチャーし、オフィシャルに伝えるのです。 この2つの審判の指の動作と選手の背番号の数字をオフィシャルが間違えないようにするため1~3番が欠番になっているのです。


ちなみにオフィシャルというのは審判とは別にゲームの進行時間などを管理する人のことです。別名でテーブルオフィシャルズ(TO)とも言われます。


バスケットのテレビ中継を見ているとベンチとベンチの間のテーブルが置かれていて、そこで何やら作業をしている人がいます。それがオフィシャルです。そこでは試合時間と得点を表示するタイマー、24秒計の操作、ファウルの表示、スコアシートの記入などを行っています。


バスケットボールとは 上記はFIBAが決めた国際ルールで4~15まで使用出来るのですが、アメリカのNBAは0(00)番から99番まで使用可能です。


また、審判がオフィシャルに対して背番号を伝えるとき、左手の指で1~4の数字を表し、右手は5をパーで示し、10をグーで示します。例えば16を表したいなら右でグーをだし、その次、左右同時に右をパー左人差し指を出します。



次はフリースローに関する豆知識です。

実はフリースローの歴史は結構深いというお話です。国際ルールでのフリースローの与られる条件は・・・

①シュート時の反則でゴールが失敗なら2本(スリーポイントシュートなら3本)、シュートが成功したら1本与えられる。

②相手チームの累積ファール(1クォターごとにリセット)が5つ目からファールを受けたプレイヤーが2本与えられる

③特殊なファールの時、アンスポーツマンファール、テクニカルファール、ディスクオリファイングファールを吹かれた場合に基本的に2本のフリースローが与えらる。



現状のフリースローの条件は、ある程度バスケを知っている人なら当たり前のことですが、過去には変わった条件でフリースローを与えられたことがあるをご存知でしょうか。


①スリーフォーツスロー
スリーポイントがまだ存在していなかった時代に適用されていたルールで、シュート時の反則までは同じですが、3本打って、2本決める事が出来たのです。1本失敗しても許される、いまでは考えられないルールです。

②ワンエインドワンスロー
私が中学生の頃に適用されたルール、これもシュート時の反則は同じですが、一本決めないと2本目が打てないルール、これはちょっと厳しいルールですね。
このルールはアメリカの大学バスケと日本bjリーグでいまも適用されています。


この二つルールはバスケをやっている人でも年配の方なら知っているかもしれませんが、今の子供たち世代だと知らない人はきっと多いでしょう。




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