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イギリス

イギリスのちょっと変わった文化?




イギリスの面白い習慣 イギリスって聞いて何を想像するでしょうか?

紳士の国、貴族の国、ダージリンティー。色々なイメージがありますね。イギリス(英国)は19世紀には産業と海運、文学や科学で他国大きくリードしていた強国でした。第2次世界大戦前までは世界の1/4のエリアを収めていた国です。


現在は小さな島国となっていますが、国連安全保障理事会の常任理事国で、NATO(北大西洋条約機構)の創立メンバーとして世界をリードする国の一つです。


そんなイギリスのちょっと意外な文化についてお話しします。







清算前の商品を食べるなんてありえないと思いますが、イギリスなどではスーパーで買い物をする際に、レジを通す前に、商品の袋を開けて食べてしまう事がよくあります。日本では考えられない事ですが、イギリスでは良く見かける光景なのです。


仮に日本でもし同じことをしたら窃盗罪で逮捕されてしまいますよね。実際に数年前にコンビニのおにぎりを清算する前に開けて店内で食べてしまった人が、警察に逮捕されるといった事件がありましたね。


ではなぜ、イギリスではそのような行為が許されるのでしょうか。理由は昔からそのような文化が根付いている為、現在でも続いているとのことです。今は悪い風習として嫌っている人も多いようですが、イギリスのスーパーでは今でも普通に見られる光景です。


イギリスのショッピング イギリスのスーパーでは、買い物しながらポテトチップスなどを食べながら買い物している人が多く、レジに並ぶ頃にはすでに全部食べ終わってしまっているものも多いのだそうです。


その為、場合によっては食べた後に残らないフルーツなどの場合には、自己申告で精算するようです。


このようなことが普通に起きると店内で食品を食べ、そのまま精算しないで店を出てしまうという人はいないのかと不思議に思うかもしれません。



実はイギリスでは日本でいうと万引きに相当する犯罪を犯す人が後を絶たず、社会問題に発展した事があります。


いくら過去からの風習とはいっても、いくらなんでも食べながら買い物するというのはやはり日本人から見るとお行儀がよくない気もします。ポテトなどを触った手で他の商品を触ったり、かごを触ったりを想像すると、ちょっとやりきれない気分になってしまいますよね。


又、店によっては商品の陳列棚に、食べ終わった後の空袋などがある事もあり、人々のモラルも年を追うごとに低下していっているようです。


このあまり良くない風習は、イギリスだけではなく、イスラエルやアイルランドなどでも当たり前に行われているようです。何となく気兼ねなくリラックスしている感じがして「いいんじゃない」という感じもしますが、日本人から見ると衛生面やモラル面で不思議がる人も多いかも知れません。



   



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