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味覚聴覚の限界

人間の聴覚と視覚は同時にいくつまで?




面白い雑学をひとつ紹介します。

とある心理学者さんが提唱した「ヒトが聴こえる音、景色の色、味覚で同時に認識できる数には限界がある」という豆知識です。


日本人が感じ取れる味覚は、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味・辛味・渋味です。食事を摂っている時は実は7つしか把握できません。。


つまりどれだけ美味しい料理を一度にたくさん頬張って食べても、そのうちの7つまでしか味がわからないということです。







味覚に関して言うとフランス人は5つ、中国人も5つという様に、その国によって感じる味覚数が違っているそうです。


日本で売られている七味唐辛子が7つなのは、日本人が7つの味覚しか感じることが出来ないという説もあります。それで7種類の香辛料で形成されるようになったとか。


視覚に関していうと、景色の色が7つまでというのはとても興味深いお話です。虹は7色ですが、本当はもっと色数が多いのかも知れませんね。もしヒトがさらに進化することになったら、私たちが今見ている景色が素敵なものとなって見えていることでしょう。


ちなみに虹は人間の目で見ると7つの色で形成されていますが、犬や猫が虹を見るのは人間とまた違う見え方をしているようです。犬は緑と青が識別できないため赤一色の世界、猫は赤が識別できないのため赤を「黄色」に置き換えてみていると考えられています。


色覚によって色の見え方が違ってくるとしたら、1000年後の今より進化したヒトの子孫はもっとたくさんの種類が見えているのかもしれません。


そう考えるとワクワクしませんか?



     



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