色彩は同じように見えていると思われがちですが人それぞれ個々に違って感じられています。 色盲の人が特別ということではなく色を感じ取る能力は段階的にあるので微妙な色彩の差まで見分けることができる人とできない人がいます。 |
日常生活では支障のない程度の識別能力だと色盲という範疇に区別されないのでいわゆる色盲でない健常者は全て同じように見えていると考えられがちです。 他の機能と同様に高齢になるとこの色彩の判別能力が弱ってくるので微妙な色彩の差がわからなくなってきます。 高齢の方がくすんだ色同士の組み合わせで冴えない色ばかり着る傾向にあるのは色の判別がしにくくなり色彩そのものに興味が薄れてファッションのカラーコーディネイトそのものにも意識がいかなくなるからかもしれません。 男性よりも女性のほうが色彩の識別能力が高い傾向にあるといわれています。そういう傾向も女性のほうがファッションや化粧品を使ったメイクというものに興味が強いのかもしれません。 |