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ティッシュペーパー

ティッシュペーパーはなぜ5箱セットなの?




日常生活には欠かせないティッシュペーパー。
5箱がビニールで包まれたセットを購入される方が多いのではないでしょうか?
特売の目玉商品としてもおなじみですね。

今現在、1箱で売られているのは、高品質・高保湿をウリにした高級ティッシュがほとんどです。

ティッシュペーパーが日本で販売されたのが、1960年代。当時は、同様に1つづつ売られていたとの事です。
なぜ、5個セットが主流になったのでしょうか?







これは、ティッシュペーパーが昔から、特売の目玉商品だった事と関係があるようです。

ティッシュペーパーが普及し始めた1980年代は、スーパーマーケットが日本文化に定着し始めたころで、新規出店の目玉商品として多く販売されていました。

当時のお値段は1個120円程度。5個で500円を切る価格設定をしたことが、5個パックの原点です。当時、販売店は、まとめ買いをするお客さんのために紐で縛り渡していました。この販売戦略がウケ、爆発的ヒット商品となったティッシュペーパー。



メーカーは徐々に、出荷用の段ボールの中に、5個がきれいにおさまるような袋を入れ始めました。

販売店が袋詰めするのは変わりませんが、紐で縛るよりは、はるかに手間が省けます。楽になった分、さらにティッシュペーパーの特売回数が増えていきました。

大売り出しの際は、メーカーの社員も導入され、袋詰めを手伝うことも多かったそうです。



そこで満を持して発売されたのが、5個パックのティッシュペーパー。現在のように、工場で機械梱包したものを出荷するようになったのです。ネピアブランドを販売する、王子ティッシュ販売(現:王子ネピア株式会社)が1984年に発売しました。 これに各社追従し、「ティッシュ=5個パック」が当たり前のものとなったのです。


当時既に大ヒット商品だったのにもかかわらず、販売店の目線に立ってより売りやすくした、メーカーの心意気には頭が下がります。


これからも親しみやすい商品を、たくさん届けて欲しいですね。


(参考文献:日経ビジネス文庫/追跡!値段ミステリー)



   



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