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賞味期限の意味

食品の賞味期限の決め方は?




最近の新聞の話題で、ミネラルウォーターの会社団体がミネラルウォーターの賞味期限を5月から年月日表示から年月表示にあらためるという発表があり話題になりました。


ちなみにミネラルウォータの賞味期限は2年に設定しているメーカーが多いです。ところで、この消費期限や賞味期限って具体的には何の期限のことなのでしょうか?


「賞味期限」や「消費期限」など似たような表現があるので多くの方は混乱してしまってるんじゃないかと思いますので、そのあたりを整理しておきましょう。







賞味期限と消費期限の意味を分かりやすく整理すると、「賞味期限」は味を保証できる期限のことで風味を保つことができる期限です。一方、消費期限はその期限までに食べないと傷んでしまい有害になる期限のことです。


先ほどのミネラルウォーターの話の件ですが、賞味期限の表示は食品衛生法では「3ヶ月以上日持ちのする食品には年月日のうち日を省略することができる」とされており、何ら法律を違反するものではないのです。先ほど書いたように賞味期限は、その風味を保つことができる期限であり健康に有害で食べられなくなる期限ではないとされています。


特に賞味期限の決め方は、本来は保存試験を行って日持ちを科学的に検証する必要があるのですが、大部分の食品企業は零細企業のため、その食品の種類の団体や組合で調べた結果を賞味期限に反映させることができるとなっているのです。ですから、たとえば佃煮は賞味期限が一律に1ヶ月だとか、和菓子が1週間となっているのです。


ただし、賞味期限は必ず安全係数が掛けられていて、たとえば3ヶ月賞味期限の食品は、保存試験の結果4ヶ月日持ちするものを1ヶ月短縮させているので、賞味期限が切れたからといって、一概に食べられなくなるものではないことを、今回のミネラルウォーターの話題でも考えておきたいところです。


本来食べられる食品や飲める清涼飲料水も鮮度思考の極端に高い日本においては、無駄に捨てざるをいないのが実態です。消費者も賞味期限信仰によらずに地球環境や資源のことを考える時期に来ているのかも知れません。



      




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