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内科と外科

内科と外科の由来について




人は病気や怪我をした時には病院へと行きます。

患っている症状によって内科と外科に分かれるのですが、基本的に風邪や内臓疾患に関しては内科、手術などが外科の領分になります。

では内科と外科の由来ってご存知でしょうか。身体の内部を扱うから内科、身体の外を扱うから外科という説もありますが、実は別の説があるのです。







そもそも外科と内科という言葉が生まれたのは江戸時代です。当時の医術は手術を行わない漢方薬を使った東洋医学というものが主流でしたが、オランダから西洋医術が入ってきたことで外科手術が出来るようになったと言われています。


当時は東洋医学を主に扱う医者の事を漢方医と呼び、オランダ医術を扱う医者を蘭方医と呼んでいました。今では考えられませんが、当時の漢方医たちは「人の身体を切るような手法は医学ではない。医学の外にあるもの」と蘭方医のことを酷評していたそうです。

外科医は医学の外。これが外科と呼ぶようになった言われなのです。

余談ですが、江戸時代の医者は免許が不必要だったので、先日まで大工をしていた人がいきなり医者になることもできたそうですよ。



     



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