皆さん辛い時はどうしていますか? 大概の人、特に男性の方などは歯を食いしばって我慢してしまう方が殆どだと思います。あるいは、スポーツなどで気分転換するか、お酒などで紛らわすという人も多いかも知れませんね。 しかし、そんな辛い時に一番いいのが「泣くこと」なのをご存知でしょうか? |
泣くなんてカッコ悪いからしたくないと思うかもしれませんが、人間悲しい時、辛い時は思いっきり泣いた方がいいのです。思いっきり泣いてみると、意外にスッキリしたという思い出がある方も少なくないと思います。 その泣くという行為ですが、辛いという感情を和らげるのにしっかりと科学的根拠があるのです。 一般的にストレスを緩和させる成分として、副腎皮質ホルモンだけが注目されてきたのですが、その副腎皮質ホルモンに含有されている、ストレスを緩和させる成分である「ロイシン・エンケファリン」が涙にも含まれているという事が明らかになっています。 この成分を涙腺や鼻の粘膜などから再吸収することにより、成分が血中に混ざり効果を発揮するとされています。 |
ロイシン・エンケファリンは人のストレスを緩和させたり、苦痛を和らげたりする成分で、人体にはなくてはならない成分の一つです。その成分が泣くことによって、大量に分泌されそれを再吸収することで効果を発揮するのです。
誰しも経験あると思いますが、泣くとその後案外スッキリとする事は多いものです。泣いた後はすっきりと気分が爽快になるのを実感します。 男の人だと人に涙を見せるのはかっこ悪いと思ってしまうことが多いかも知れませんが、ストレスが溜まってるなと思ったら、感動できる映画などを一人でこっそり見て思いっきり涙を流すようにしてみてはいかがでしょうか。 涙を流してストレス解消することは健康的で効果が高いのでお勧めのストレス解消法です。 |