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ラムネ

ラムネの瓶にビー玉が入っている理由とは




皆さんはラムネの瓶の中にビー玉が入っている理由をご存知でしょうか?

今日はラムネの歴史や瓶にビー玉が入っている理由とビー玉を瓶の中にどうやって入れているのかをお話しましょう。

まずはラムネの歴史のお話から。ラムネが日本にやってきたのは以下の2つの説が有力です。







1つ目の説は、1853年(嘉永5年)にアメリカのペリー提督が浦賀に来航した時で、もう一つの説は1860年(万延元年)にイギリスの商船が長崎に漂着した時に伝わったと言われています。


では、ビー玉が瓶に入っているのはどういう理由なのでしょう。


実は、ビー玉がラムネの瓶に入っているのは栓の役割をしているからです。炭酸飲料は栓をしないと中の炭酸があっという間に抜けてしまいますよね。しかし昔は、今の様な栓を密閉させる技術がありませんでした。



そこで当時イギリスで開発されたのが、ビー玉を栓に使う方法です。あのビー玉が瓶中の炭酸の圧力によって押し上げられることで栓の代わりになるのですね。

ところで、あの小さな口から瓶の中にビー玉をどうやって入れているのでしょう?気になる方は多いんじゃないでしょうか?



実はとても簡単な方法で入れているのです。


あの独特のくびれ型をした瓶の上部をビー玉が入るほどの大きさに広げておきます。そこにビー玉を入れてから、口の部分に熱を加えてビー玉が飛び出さない大きさまで小さくしているのです。


この製法は今から150年以上も前にイギリスで発案されたそうで、今でも当時の貴族の屋敷跡からはビー玉で栓をしたラムネの瓶が出てくるそうです。


ラムネと言う呼び名が「レモネード」がなまったものだという事はあまり知られていないかも知れません。「レモネード」は外国人が正しく発音すると「レモネ」と聞こえます。レモネがなまって「ラムネ」という日本語になったのです。



      



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