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放射能

放射能はどれぐらいで人体に影響が出るの?




放射能とは 放射能は生活を豊かにすると思われてきましたが、東京電力・福島第一原発事故が起きたことで私たちの生活を脅かす危険な存在でもあるということも分かりました。

福島の原発周辺住民の健康への影響を考えて、福島県浪江町や飯舘村といった高濃度汚染地帯で被曝の恐れがあるとして避難が勧告され、今も被害は完全には収束していません。

福島第一原発事故で良く耳にするようになった放射能ですが、実は過去にも戦争以外で放射能での事故が発生していたことはご存知でしょうか?







日本で始めて放射能というものを体験したのは、戦中の1945年の広島・長崎に原爆が投下によるもので、長崎・広島の被害者数は広島で40万人、長崎で20万人といわれ、現在まで年々原爆被災でたくさんの方が亡くなれています。


近年では、水爆実験による放射能障害で亡くなられた例がありました。1954年3月、太平洋のビキニ環礁の公海上で米国が水爆実験を実施した際、静岡県・焼津港の遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」が、放射性物質の降下に見舞われ、船もろとも白い灰を被り乗組員23名は高濃度の放射性降下物で汚染されています。


この間、乗組員達は放射線による火傷、頭痛、吐きけ、眼の痛み、歯茎からの出血、脱毛などが発生していて、急性放射線症と診断されたのです。 被ばく者数は23名、被ばく線量は、個人により異なりますが全身線量で最低1.7Gy最大6.9Gyと言われています。


尚、放射能の計量は、1Sv(シーベルト)=放射線係数*Gyで表されますが、通常はGyの空間放射線量率の数値を0.8倍、緊急時には「1Gy=1Sv」として計算する、としています。


ところで一般には、核実験や原子力事故で放射能・放射線に晒されることを「被曝」といいます。 日本では原爆による放射能被害や単語が類似する点から混同されがちですが意味が違うので注意が必要です。


「被曝」と「被爆」は、発音が同じで意味や漢字での表記も似ていますが、「被曝」は「放射線などにさらされること」、「被爆」は「爆撃を受けること」、「核兵器による被害を受けること」です。「曝」という漢字が常用漢字に入っていないことから、「被曝」を「被ばく」と書くことが多いのです。


つまり、広島、長崎の原爆による放射能は「被爆」であり、水爆実験やこの度の福島原発事故による放射能は「被曝」ということになります。


人体に影響が出る数値 尚、人体の被曝は、放射線源が体外にあって外部から放射線を被曝する外部被曝と、飲み込んだり吸い込んだりして体内に取り込んだ放射性物質によって被曝する内部被曝とに大きく分類されます。


「放射能」とは、放射性物質の原子核が崩壊して放射線を出す能力のことで、物質は原子でできており、原子は原子核と電子から構成されています。


原子核が状態変化を起こすことを放射性崩壊といい、それに伴って放射線が放出されます。尚、全ての原子核が自発的に放射性崩壊を起こすわけではなく、一定の原子核だけが放射性崩壊を起こしますが、この放射性崩壊を起こす能力を放射能と呼びます。



気になる放射能の危険性についてですが、 放射能は少量なら浴びても直ぐに影響が出ませんが、多量の放射能を一気に浴びると体中の染色体が破壊され、細胞分裂ができなくなってしまいます。


2週間くらいは全くの健常者に見えるが、だんだん体が溶けてゆき、今生きてる細胞の寿命が尽きると本人の寿命も尽きるとされています。


因みに、脱毛は3000ミリシーベルト(3シーベルト)以上、皮膚の変化は5000から10000ミリシーベルト(5から10シーベルト)以上の量で生じ、全身に一度に4000ミリシーベルト(4シーベルト)以上被曝すると骨髄機能不全による死に至ります。 


尚、放射能を受けた物質(食料など)のもつ放射能単位を「ベクレル」といい、その物質から人体が放射能受ける危険数値を「シーベルト」と呼びます。 ベクレルとシーベルトは、放射性の種類によって実効線量係数を掛けて換算しています。


又、身体の血液の変化は、250ミリシーベルト以上であらわれます。ちなみに1シーベルトの千分の一が1ミリシーベルト、1ミリシーベルトの千分の一が1マイクロシーベルトです。



     



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