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漢字の成り立ち

漢字やひらがなカタカナの成り立ちは?




現在私たちが目にする漢字の由来には面白いものが沢山あります。そもそも漢字は5世紀から6世紀頃に中国から日本に伝わってきたもので、元は動物や植物などの形を変化させて出来たものです。


初めて使われた漢字は、紀元前13世紀頃で「亀甲獣骨文字(きっこうじゅうこつもじ)」と呼ばれるものです。


現代、世界で使われる漢字の総数は数万あるいは数十万とも言われていますが、普段の生活の中でつかうことの多い漢字1945字が「常用(じょうよう)漢字」と呼ばれるものです。







漢字の成り立ちは?

常用漢字は中学校を卒業するまでにそれらの殆どを学習することになります。漢字には中国から伝わったままのものや日本で独自に変化して新たに作られた漢字があります。日本だけにある漢字を国字とか和声漢字といい「峠」や「鱈」という漢字がそれにあたります。


漢字には面白い由来もあります。例えば「左」と「右」という漢字ですが、なぜ右が「口」で左が「工」なのかを考えたことはありますか?これは一説では神様へのお祈りの儀式の様子を表しているとされています。


右手側に口(サイ)と呼ばれる,祝詞(のりと)を入れるための器を置き、左手側に工と呼ばれる呪具を置いていたため、それぞれ口と工という文字になったということです。因みに右と左で書き順が違うのは第一画がそれぞれ手の指の部分に第二画が腕の部分に対応しているためです。



  ちょっとこわい成り立ちの漢字もあります。


道という漢字には首という字が入っていますが、この首とはそのまま、人間の首のことだと言われています。


古代の中国では、自分の領地の周りを塀で囲むと、その出入り口のところに敵兵の首を埋めました。それが敵から攻め込まれないためのおまじないだったのです。首が埋まっているところに道ができる,ということで,道という字に首が入っているのです。




ひらがなはどのように生まれたのか?

全ての漢字には,何かしらの由来や成り立ちがあります。普段何気なく使っている漢字ですが、その中には古代の意外な風習や慣習が隠されていたりするのです。


カタカナは、「漢文」という漢字だけで書かれている中国の文章を日本語でも読めるようにとしたのがきっかけで生まれました。つまり漢字で日本語の「音」を表記するために作られたものです。それが『万葉仮名』です。万葉仮名とは、仮名(かな)で奈良時代に漢字の音訓だけを利用して作られた文字で、例えば「安」→「ア」、「加」→「カ」という様に元の漢字の意味とは全く関係ありません。


ひらがなはこの万葉仮名を崩したものです。歴史で言うとひらがなよりもカタカナの方が古いという事になりますね。


ひらがなもともとは、女流文学・私的な場で使われていました。誕生の歴史的にはカタカナの方が古いのですが、カタカナが実際に使われるようになったのは明治時代の初めで漢字の訓読に使われたものです。



     



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